事情聴取「渦中」も…やっぱり選挙 小沢氏、都議補選の協力要請(産経新聞)
2010年 01月 12日
■自民の牙城 島嶼部攻め
自身の政治資金管理団体の土地購入をめぐる疑惑で東京地検特捜部から事情聴取の要請を受け、動向が注目されている民主党の小沢一郎幹事長は8日、国会に姿を現すと、新たな「自民党の牙城つぶし」に動いた。伊豆、小笠原諸島が舞台の東京都議補選(島嶼(とうしょ)部)での勝利のため、民主党が伊豆、小笠原諸島の町村長や議員ら約20人を、陳情名目で集め、小沢氏がじきじきに協力を求めたのだ。
◇
補選(定数1、15日告示、24日投開票)は、島嶼部を選挙区に含む衆院東京3区の松原仁民主党衆院議員の秘書(44)と、石原宏高元自民党衆院議員の元秘書(37)の一騎打ちの構図となっている。
この選挙区は、都議会議長も務めた大物都議が昨年12月死去するまで、25年近く自民党の指定席。首長らは軒並み自民党系で、民主党との接点はあまりない。
民主党が都道府県議会の一補選に力を入れるのは異例だが、小沢氏は、夏の参院選に向け、少しでも党の勢いを保ち続けたいとの思いが強いようだ。石井一選挙対策委員長も補選応援のため大島入りを計画しており、秘書も動員して総力戦の構えをとっている。
小沢氏は8日午前10時半に国会内の幹事長室に入り、伊豆諸島の町村長や副村長、小笠原諸島の地方議員らと面会した。松原氏や大沢昇都議会民主党幹事長が同席した。
「自分も大島にしょっちゅう行ってお世話になっている」(小沢氏)
「うちの島はキンメ(キンメダイ)が釣れますよ」(村長の一人)
「いいなあ。羽田じゃなくて調布(飛行場)から飛ぶんだよな」(小沢氏)
港湾や護岸の整備などの陳情があり、小沢氏は趣味の釣り談議も行った。
だが、真のねらいは別にあった。
「補選しっかり頼むぞ」
小沢氏はこう語り、同席した細野豪志副幹事長も「1人区で民主党都議がいないと行きづらい。補選をよろしくお願いします」と念を押した。
自民党との付き合いが長い首長の中には、民主党への応援を求められ、顔がこわばった人もいたという。
面会後、町村長の一人は「われわれから要望に行きたいとお願いしたことはない。呼ばれたから来ただけだ」と不満そうに語った。
この面会は、通常の陳情とは逆に、民主党から新年早々、要請して実現した。政権を民主党が握った以上、最高実力者の「招き」を首長らが断れないことを知った上でのことで、小沢氏の補選への強い意欲を示していた。
事情聴取に絡んでメディアに追われる小沢氏は、同日午後は都内の個人事務所にこもったが、夜は東京・赤坂の居酒屋で午後9時前まで秘書らと寄せ鍋をつついた。帰り際に店内で手を上げてあいさつすると、サラリーマン風の客らから大歓声が上がり、小沢氏に笑顔が戻った。
だが、小沢氏を追う報道陣が事情聴取の質問を浴びせると厳しい表情に逆戻り。無言で車に乗り込み都内の自宅へ帰った。
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自身の政治資金管理団体の土地購入をめぐる疑惑で東京地検特捜部から事情聴取の要請を受け、動向が注目されている民主党の小沢一郎幹事長は8日、国会に姿を現すと、新たな「自民党の牙城つぶし」に動いた。伊豆、小笠原諸島が舞台の東京都議補選(島嶼(とうしょ)部)での勝利のため、民主党が伊豆、小笠原諸島の町村長や議員ら約20人を、陳情名目で集め、小沢氏がじきじきに協力を求めたのだ。
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補選(定数1、15日告示、24日投開票)は、島嶼部を選挙区に含む衆院東京3区の松原仁民主党衆院議員の秘書(44)と、石原宏高元自民党衆院議員の元秘書(37)の一騎打ちの構図となっている。
この選挙区は、都議会議長も務めた大物都議が昨年12月死去するまで、25年近く自民党の指定席。首長らは軒並み自民党系で、民主党との接点はあまりない。
民主党が都道府県議会の一補選に力を入れるのは異例だが、小沢氏は、夏の参院選に向け、少しでも党の勢いを保ち続けたいとの思いが強いようだ。石井一選挙対策委員長も補選応援のため大島入りを計画しており、秘書も動員して総力戦の構えをとっている。
小沢氏は8日午前10時半に国会内の幹事長室に入り、伊豆諸島の町村長や副村長、小笠原諸島の地方議員らと面会した。松原氏や大沢昇都議会民主党幹事長が同席した。
「自分も大島にしょっちゅう行ってお世話になっている」(小沢氏)
「うちの島はキンメ(キンメダイ)が釣れますよ」(村長の一人)
「いいなあ。羽田じゃなくて調布(飛行場)から飛ぶんだよな」(小沢氏)
港湾や護岸の整備などの陳情があり、小沢氏は趣味の釣り談議も行った。
だが、真のねらいは別にあった。
「補選しっかり頼むぞ」
小沢氏はこう語り、同席した細野豪志副幹事長も「1人区で民主党都議がいないと行きづらい。補選をよろしくお願いします」と念を押した。
自民党との付き合いが長い首長の中には、民主党への応援を求められ、顔がこわばった人もいたという。
面会後、町村長の一人は「われわれから要望に行きたいとお願いしたことはない。呼ばれたから来ただけだ」と不満そうに語った。
この面会は、通常の陳情とは逆に、民主党から新年早々、要請して実現した。政権を民主党が握った以上、最高実力者の「招き」を首長らが断れないことを知った上でのことで、小沢氏の補選への強い意欲を示していた。
事情聴取に絡んでメディアに追われる小沢氏は、同日午後は都内の個人事務所にこもったが、夜は東京・赤坂の居酒屋で午後9時前まで秘書らと寄せ鍋をつついた。帰り際に店内で手を上げてあいさつすると、サラリーマン風の客らから大歓声が上がり、小沢氏に笑顔が戻った。
だが、小沢氏を追う報道陣が事情聴取の質問を浴びせると厳しい表情に逆戻り。無言で車に乗り込み都内の自宅へ帰った。
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by ma4ajxqcdy
| 2010-01-12 09:45